【グループ会社代表インタビュー】駐車場DXで変わる未来 新時代をサポートするいえらぶパーク

#不動産テック #インタビュー #プロジェクトの裏側 #いえらぶカルチャー #いえらぶのビジネス

2023.07.21 FRI

「いえらぶには、日本を変える力がある。」

株式会社いえらぶパーク・代表取締役の川口は、
いえらぶのカルチャーをこう表現します。

新卒で外資証券会社→大手通信会社→起業と華々しい経歴の川口に、
いえらぶと合弁会社を設立した理由をお話ししていただきました。

目次

・経営者になって気づいたこと
・いえらぶとタッグを組んだ理由
・新時代へのサポート役を務める、いえらぶパークの事業
・時代を変える楽しさを共有したい

株式会社いえらぶパーク

  • 代表取締役
  • 川口 真弘

    愛知県出身。トロント大学卒業後、外資証券会社に新卒入社。その後大手通信会社に入社し、2012年にコインパーキング事業を立ち上げる。2015年法人化し、株式会社パークリアルティ代表取締役に就任。2021年11月2日、不動産テックに特化した業務支援システム「いえらぶCLOUD」を提供する株式会社いえらぶGROUPと、共同出資による合弁会社「株式会社いえらぶパーク」を設立し、2022年1月7日より本格的に事業を開始。

経営者になって気づいたこと

――はじめに、川口社長の経歴を教えてください。

川口 愛知県に生まれ、海外の大学へと進学しました。大学卒業後は外資証券会社に新卒入社し、富裕層の方々向けの税金コンサルティングを担当しました。その後、大手通信会社に転職し、ネットワークに関する事業に携わりました。その当時の人脈やノウハウを活かして、個人でコインパーキング事業に着手し、法人化させ、現在に至ります。

――なぜ、コインパーキング事業に目を付けたのでしょうか?

川口 前職でのご縁をいただいたからです。コインパーキングメーカーからお話をいただいたので、個人事業としてスタートしました。
ただ、個人で行えるビジネスに限界を感じ、よりよいサービス提供を目指し、マーケット調査を踏まえて法人化しました。コインパーキング事業を主力に、駐車場シェアリングサービスを提供するためのシステム開発なども行うようになり、事業拡大を進めていきました。

事業は好調で、2021年9月の売上実績はグループ合計で12億3,000万円となるなど、社員十数名の会社としては着実な成果を残してきたと思います。

――法人化を経て、何か心境の変化はありましたか?

川口 法人化し、社員やその社員の家族の存在、自分が抱えているものの大きさに気づいたとき、自分が守らなきゃなという気持ちが大きくなりました。社員というファミリーがいる以上、私はへこたれてはいけない。
この使命感が、私自身の働く意義となり、仕事に真摯に向き合い続けられる理由となっています。

実は、会社を立ち上げる前の自分には、そんな考えは毛頭ありませんでした。
外資証券会社では、思うような賞を受賞できなかったり、思いのほかボーナスが低かっただけで「こんな仕事、やり損だ」と騒いでいましたからね(笑)。成果を出してさえいれば何をしてもいいと思っていましたし、今になって思えば、自分は会社の癌だったと思います。

会社として存続していくこと、事業を伸ばしていくこと、そういった経営の重さが全くわかっていませんでした。あの頃の自分は、絶対に今の自分の会社にはいらないですね。

いえらぶとタッグを組んだ理由

――順調に事業を伸ばしていた中で、いえらぶGROUPと合弁会社を設立したのはなぜでしたか?

川口 いえらぶGROUPが唯一一緒に事業拡大に目を向けてくれる会社だったので、ともに仕事をしたいと考えたからです。

過去に何社か買収の話や資本業務提携の話などありましたが、全く興味を持てませんでした。そうした話を投げかけてくる企業の狙いは、パークリアルティの事業拡大を見据えたものではなかったからです。私たちの事業に全く興味を持っていないにもかかわらず行われる買収や提携の提案に、一切の共感を覚えませんでした。

いえらぶだけが、今のパークリアルティに対して足りないことや、事業課題について一緒に考えてくれました。話を進めていく中で、不動産DXと駐車場DXの共通項、いえらぶの事業拡大・組織拡大のスピード感を認識し、ともにビジネスができたら画期的なシナジーが生み出せるんじゃないかと感じました。
そのため、合弁会社については私からアクションをかけさせていただきました。

――実際にいえらぶと働いてみていかがでしょうか?

川口 いえらぶのカルチャーに楽しさを感じています。素直な感覚を伝えるため雑な言葉遣いをしますが、めちゃくちゃみんな本気で働く会社だなという印象です。
例えば、朝の経営会議での議論。会議などを定例でしている会社は何社もあると思いますが、現場にこれだけ代表や役員が降りてきて、頭をぐりぐり回す会社は中々ないと思います。部長クラスの社員でも日々、厳しい指摘を受けている印象です。

――全員が当事者意識を持って働くことは大切ですよね。

川口 本当にそう思います。日本有数の企業であった前職では、上層部であっても「自分が会社を作ってきた」という実感は薄かったです。
会社を箱としてとらえてしまっているから、ある程度のポジションに就いていても、強い当事者意識を持ちようもない。そして業務がルーティン化されているため、自由な外部をうらやましく感じる。「自分たちは社内稟議を通すしかできない」という気持ちが強く、よそに出る自信を失っている社員が多いです。

いえらぶのように、全員で本気で議論する文化の会社が私には楽しくて仕方ないです。日本を変える力ってこんなとこからじゃないと絶対生まれないです。そんな文化に触れ、これから一緒に文化をどんどん進化させ拡大に携われるのは本当に嬉しいです。

新時代へのサポート役を務める、いえらぶパークの事業

――いえらぶパークが行っている事業について教えてください。

川口 コインパーキングや月極駐車場の管理・運営を効率化し、かつ利用者が手軽に契約できるサービスを複数展開しています。

1.「いえらぶ駐車場管理」
完全オンラインの月極駐車場契約・管理サービスです。
不動産管理会社の駐車場にかかわる業務をアウトソーシングできるサービスです。

2.「QRsign」
月極駐車場契約に関する契約業務や書類管理等の業務をオンライン化する駐車場管理サービスです。月極駐車場利用ユーザーはオンライン上でいつでもどこでも駐車場の契約ができるようになります。

3.「リザパー」
阪神高速サービス株式会社と共同開発した、月極駐車場の空き区画をアプリから検索し、予約・決済・月極契約も可能なアプリ型コインパーキングです。2023年8月1日よりサービスを正式にリリースいたします。

▼プレスリリースはこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000356.000008550.html

――いえらぶパークの今後のビジョンを教えてください。

川口 全国の駐車場情報をおさえ、駐車場DXをもたらすマルチプラットフォームを確立します。そして、国内での駐車場事業知名度NO.1を目指していきます。
不動産会社様のベストパートナーとなるため、既存事業の最大化に尽力し、新時代へのサポート役を務める存在へとなっていきます。

経済報道テレビ「発見!課題解決カンパニー」にて、俳優の竹中直人氏と対談しました

時代を変える楽しさを共有したい

――いえらぶパークでは、どのような人と一緒に働きたいと考えていますか?

川口 私たちのサービスを、みんなで日本全国の当たり前にして、みんなで時代を変えていきたい。そんな楽しさを共有できる人たちと一緒に働きたいですね。
時代を変えたいという熱量を持った仲間とともに、そういう未来を実現できたら本当に幸せだなあと思います。

――ありがとうございました。

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