不動産会社から未経験でIT企業へ!カスタマーサクセス転職のリアル

#不動産テック #採用 #新卒 #いえらぶの人 #中途

2024.03.15 FRI

業務効率化って、現場だと抵抗感が強いんです。

そう話すのは、新卒で不動産会社に入社し何年も経験を積んできた田中と水町。
未経験からIT業界に飛び込んだのはなぜなのか?
二人の仕事観と、転職先にいえらぶを選んだ理由をお話しいただきました。

株式会社いえらぶGROUP

  • 管理コンサルティング事業部

水町 裕紀

2022年中途入社。新卒で三井不動産リアルティ九州に入社し、売買仲介部門の営業事務として勤務。趣味は野球観戦。福岡ソフトバンクホークスの熱心なファン。

株式会社いえらぶGROUP

  • Web商品部

田中 希和

2023年中途入社。前職では熊本の不動産会社に勤務し、賃貸仲介の営業を経験。その後、支店の店長を務めた。好きな食べ物はいちごとうどん。

目次

1.お客様の成功を導く仕事
2.前職は地元の不動産会社。社風がマッチする会社に
3.仕事ができるようになって感じた、キャリアへの気づき
4.本気でつくるサービスを、お世話になった業界に届ける

お客様の成功を導く仕事

——水町さん、田中さんは、現在どのような業務をされていますか?

水町 弊社サービスを導入して間もない、賃貸管理会社向けのサポートを行っています。賃貸管理業務は入居者や退去者の対応、オーナーとのやり取り、物件の管理など、やるべき仕事が多岐にわたります。いえらぶでは、そのような業務一つ一つを支援するサービスを提供しているため、それぞれの機能説明や活用方法のご提案をしています。

田中 私は、賃貸仲介・売買仲介業務を行っている不動産会社向けのサービスのフロント対応を行っています。お客様が該当のサービスをスムーズに開始できるよう、連携を図っていくお仕事です。

私も水町も、領域は異なりますが、”カスタマーサクセス”と呼ばれる仕事をしている共通点があります。お客様一社一社の目標を達成するために支援することは難しくもありやりがいのあるお仕事だと思っています。

前職は地元の不動産会社。社風がマッチする会社に

——二人とも、いえらぶに入社する前は不動産会社にお勤めだと伺いました。

水町 そうです。三井不動産リアルティ九州の売買仲介部門にて営業事務を担当していました。

田中 私は、熊本の不動産会社に新卒で入社し、賃貸の仲介営業を4年、新卒5年目のタイミングで支店長を経験しました。

——どのような経緯で、新卒で不動産業界へと飛び込みましたか?

水町 最初から不動産業界に絞っていたわけではありません。地元で働きたかったので、業界や業種はしぼらずに幅広く会社を探していました。
私はガツガツしたタイプではないので、数字を追うことへの抵抗があり、営業職は最初から選択肢に入れていませんでした。就活では「福岡県で働ける・営業職ではない・安定して長く働くことができる」の3つを軸にしていました。ご縁をいただいた会社さんがたまたま不動産会社だったという感覚が正しいです。

田中 私も水町とちょっと似ています(笑)。
「地元で働くことができる・ライフイベントがあっても長く働ける・キラキラしている」。
この3つを満たす会社を探していました。

就活で地元の不動産会社のインターンに参加した際に、内見案内の業務体験が楽しく、不動産業界への興味を持ちました。あと、不動産会社って派手なイメージがあるので、キラキラしていていいなって思って(笑)。
キャリアウーマンへの憧れはあったので、ロールモデルがいる企業に内定承諾しました。

——新卒入社後、どのようなお仕事をされていたのでしょうか?

水町 契約書の作成といった営業にかかわる事務を行っていました。業務フローの改善、業務の仕組み化にも携わり、社内で評価をいただいたこともあります。

田中 賃貸仲介業務を一通り行いました。個人営業も行いましたが、特にやりがいに感じたのは、空室物件が多いオーナーさんに、空室率を下げるための提案をするオーナー対応です。オーナーに感謝されることが嬉しかったです。
キャリアを意識するようになってからは宅建の勉強をして、新卒5年目で営業支店の店長を務めました。

仕事ができるようになってきて感じた、キャリアへの気づき

——仕事で成果を残されていたにもかかわらず、転職を決めたのはどうしてでしたか?

水町 キャリアの天井が見えてしまったからです。
新卒入社した企業はガツガツしていない和やかな社風で、本当に平和でした。怒られることもなく、挫折をすることもない職場だったと思います。
4年ほど働いて、自分の仕事が一通りできるようになりました。一方で、東京で働いている友達と比較すると、自分の成長が止まってしまっているんじゃないかと焦りを覚えました。

事務職なので、決められた業務範囲で、なるべく早く、正確に仕事をこなすことが求められます。そのため、責任が増えることはないんです。
今後10年間働いてもできることが増えない。ここに怖さを感じました。
地元での暮らしは楽しみ尽くしたので、じゃあ東京で修行しよう!と一念発起し、転職活動を始めました。

田中 水町のまじめな回答の後なのでちょっと恥ずかしいのですが……、東京を旅行した際に、東京で働くOLを見かけたことがきっかけです。東京で働くキャリアウーマンになりたい!とビビッときて、その3か月後には東京に引っ越してきました(笑)。

水町 すごい行動力(笑)!

——キーワードは「東京で働く」。たくさんの企業がありますが、なぜいえらぶへ入社を決めましたか?

水町 「自分の得意なこととやりたいことがマッチしている・成長環境がある」という2点です。

前職の経験から、業務の仕組み化や業務効率化を提供するお仕事に関わる仕事がしたいと考えるようになりました。
ただ、社内の業務の仕組み化は、新人はやりにくい分野です。そのため、社外の、つまりお客様の業務支援をするお仕事に着目するようになりました。性質上、営業のお仕事になるので、営業職も候補に入れて、SaaS企業や外資コンサルのBPO部門を受けていました。

最終的に、名刺管理のSaaS企業といえらぶの二択で迷いましたが、いえらぶを選びました。別のSaaS企業はバックオフィス職での採用だったので、営業職にチャレンジできなかったんです。
事務の仕事でキャリアに不安を覚えたのに、このままバックオフィスにいると同じ後悔をする。そう思い、未経験から営業ができるいえらぶに決めました。

田中 決め手は「不動産の知識を活かせる・東京でキャリアウーマンになれる・営業以外の経験ができる」です。

不動産の知識を活かそうと思ってはいたのですが、もう営業職はやらなくていいかなと思ったので、それ以外の職種を探していました。

いえらぶの選考を受けたのは、本当に偶然です。いえらぶの役員と会合で出会い、転職を考えていると話した際に、紹介していただきました。ただ、受けてはいたのですが、ITのことは全然わからなかったので、敬遠していました(笑)。
しかし、転職活動を進めていくうちに、事務職だけだと転職先の会社が合わなかった際に、自分に残るものって何だろう?と疑問に持つようになりました。

ITは自分にとって未知だからこそ、新しい知見になる。それに、自分が在籍していた業界をもっと便利にしていくいえらぶの方向性に面白さを感じ、内定承諾しました。

本気でつくるサービスを、お世話になった業界に届ける

——不動産会社から、不動産会社向けのサービスを提供するIT会社へと、立場が変わっていかがですか?

水町 業務効率化システムへの見方が変わりました。正直なところ、不動産会社はシステム導入に乗り気ではないんです。システムを使う現場からすると、今までの業務フローを変えることになるので、抵抗感が強いんです。仕事の手間が増えるな……と感じてしまうんですね。

ここで働いてみて、いえらぶの社員は本気で業界のことを考えているなと感じました。こんなにも課題を解決しよう、便利を提供しようと本気で想ってくれていたんだと驚きましたね。
そんな本気のサービスを、自分がお世話になった業界に浸透できることが嬉しいです。

田中 ITについてまだ勉強中なので、難しいことも多いです。一方で不動産用語はわかるので、お客様との意思疎通はしやすいと思っています。また、前職の経験を活かして、自社サービスに対し不動産会社の目線から意見を言うことができています。上司や先輩たちはそうした意見をフラットに聞いて、気持ちを汲んでくれるので意見が言いやすいです。

——ずばり、いえらぶで働いてよかったことは何でしょうか?

水町 営業も順を追ってスキルアップできているので、働きやすいと思っています!また、完全に分業化された仕事から、自分から提案して責任を広げていける仕事にかわったので、仕事のしがいがあるなと思っています。ゆくゆくは前職へ営業しに行きたいです(笑)。

田中 仕事への意欲が高いので、いい刺激を受けています。一方で、遊ぶときはとことん遊ぶ会社なので、社内の人とプライベートでも遊んでいて日々楽しいです。

ITは自分にとって未知でしたが、テクノロジーって人の笑顔を生む手段なんだと気づきました。今後も、お客様の成功を後押ししていきます。

——ありがとうございました。

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