【創業者インタビュー/後編】今挑戦する、不動産テック企業の戦略

2022.07.20 WED

DXにより社会が急速に変化する昨今、中でも注目されている「IT×不動産」領域。

不動産会社の商材は「情報」です。だからこそ、ITとの親和性がとても高く、デジタル化による効果が大きく期待されています。

今後も成長し続ける不動産テック市場で、いえらぶはどのように個を発揮していくのか。
今回は、いえらぶの事業についてをメインに、現状の課題や今後の展望など、前編に引き続き常務取締役 庭山のインタビューをご紹介します。

株式会社いえらぶGROUP

  • 常務取締役
  • 趣味はドライブ
  • 二児の父

庭山 健一

マンションデベロッパーの勤務経験を活かして、代表岩名とともにいえらぶを立ち上げる。創業から現在に至るまで、代表の右腕として営業組織を牽引。商品企画にも総合的に関わり、いえらぶの事業戦略や経営戦略を成功に導く。好きな言葉はヘンリー・フォードの「成功に秘訣があるとすれば、それは他人の立場を理解し、自分の立場と同時に、相手の立場からも物事を見ることができる能力である。」

増収増益を続ける、SaaS事業の今後

庭山 最低限の機能から始めたSaaS事業は、不動産会社の業務を一元管理できるものへ成長を遂げ、ありがたいことに増収増益を続けています。
現在も、電子契約やRPAといった新しい機能を続々とリリースしていて、さらには従来のSaaS事業の枠を超えて、OEM事業、メディア事業といった事業へ展開しています。

今後は、さらに多くの不動産会社にいえらぶのSaaSを届け、シェアを拡大していきます。その先は、拡大したプラットフォームを活用し、さらなる新サービスの開発など、事業拡大を加速し、ミッション達成を目指します。

いえらぶが挑戦を続ける理由

庭山 こうした挑戦を私たちが続けられているのは、自分たちの「やりたい」を貫いているからではありません。その「やりたい」が業界と真摯に向き合っているからこそ、業界から求められるチャレンジを続けているということが正しいと思っています。
つまり業界が求めている未来の解像度をあげると、今行動を起こすこと、挑戦を続けることは必然となります。
それが、いえらぶが挑戦を続ける大きな理由の一つだと考えています。

いえらぶの「強み」

庭山 そしてもう一つの理由であり、いえらぶの最大の強みが「人」だと思っています。
難題ともいえるミッション、同じ目標を全力で追いかける人たちの思いは連鎖し、仕事を全力で楽しめる環境を創ってくれていると思います。

第二の強みは、キャッシュフローに悩まないビジネスを確立できたことです。サブスクのSaaS事業がいえらぶの本業であり、収益基盤となっています。そして、このSaaSが不動産業の基幹システムであるからこそ、「住」のビッグデータが集まります。これまで弊社のDBに蓄積されたデータを、新しいビジネスを創出する素材として活用することができています。

それから、常にお客様や世の中のニーズに即答する姿勢を確立していることも、いえらぶの強みの一つです。
例えば「電子契約」。2022年度からの新法施行に備え、かなり前からプロジェクトを動かしていました。他にも、不動産業者間のプラットフォームである「いえらぶBB」をはじめ、業界全体の動きやお客様のご要望から生まれた、いえらぶ独自のサービスが数多くあります。また、不動産会社の方にいえらぶのノウハウを惜しみなく提供するウェビナーやキャンペーンも実施しています。

今後は、ビジネスを広げるスピードに合わせて、顧客満足度も維持・向上させることが重要と考えています。日々高まる業界のニーズをいかに最速で汲み取り、いかに最短スパンで高品質なソリューションを生み出していくかがカギと言えるでしょう。
そうして、不動産会社の笑顔をより多くつくっていきたいと思います。

いえらぶの「課題」

逆に、今課題と考えていることは主に二つ、「マネージャーの早期育成」と「ブランディングの強化」です。

組織が急拡大しているからこそ、それに合わせて、マネージャーを増やす必要があり、教育・育成にも一層目を向けていかなくてはなりません。
マネージャーに欠かせないのは、現場の声に耳を傾け、正確に汲み取る力です。マネージャーが増えれば組織内の課題の抽出と解決速度があげていきます。そして現場の声をしっかりボード陣が把握し、現場に解決策を投下したり、現場と共に解決策を生み出していく、この仕組み作りにかかっています。

もう一つの「ブランディングの強化」は、これまでサービスの開発・提供に注力する一方、広報活動にあまり力を注げていなかったことを反省し、昨年から本格的に着手しています。
2021年にはいえらぶPRキャラクターとして元モーニング娘。の後藤真希さんを起用させていただきました。CMやノベルティグッズを通じていえらぶの広報・PRに非常に貢献してくださり、不動産会社様からの反響も大きく、今年2期目を務めていただきます。


https://youtu.be/sU_bzDNiQO8

いえらぶが創る未来

庭山 今までもこれからも、現場のメンバーにはとにかくチャレンジしてほしいなと思っています。
できないことだからこそ、チャレンジすることに価値があります。
自分の中の経験値で行える業務は、自らを昇華させることはないということは肝に銘じてほしいですね。
そして自らを変えるのは、未来の自分のためであり、現在の自分の責任です。
行動すれば不安になりますし、自分の立ち位置を確認したくなるでしょう。
しかし、その感情はただのノイズでしかありません。
とにかく自分の思いを信じ、行動した先に未来は開けるというビジョンをもって、成長という財産をこのいえらぶで手に入れて欲しいと心から願っています。

いえらぶGROUPの思い描くビジョンが大きなものだからこそ、いえらぶのメンバーは成長意欲の塊とも言えます。いえらぶがこれまで業界に対し圧倒的な改革を行なってきたように、これからもそれは不変です。改革を行うためには成長意欲がなければなりません。
自分の人生としっかり向き合った時に、人生をかけて何かを成し遂げたい。自分の行動で困っている人たちを笑顔にしたい。意味のある時間を過ごしたい。そうお考えの皆さんをお待ちしています。

今回はいえらぶの創業メンバーでもある常務取締役 庭山のインタビューを前後編に渡りご紹介しました。
来たる7月26日(火)・27日(水)に開かれる「賃貸住宅フェア2022」においては、庭山による不動産DXセミナーの開催も予定しています。
今後のいえらぶにもぜひご期待ください。