Vol.5新規事業を興してわかった
《SaaSの強み》
2015年新卒入社 早稲田大学卒 田村
2015年新卒入社 早稲田大学卒 田村
いえらぶの主力サービス「いえらぶCLOUD」の新規機能開発や、お客様のご希望に見合うアップデートに注力していました。当時は主にCRM（※顧客管理システムのこと）の開発を行っていました。開発そのものはやっぱり楽しかったのですが、まだできて間もないサービスだったため、お客様からいつも鋭いフィードバックをたくさんいただいて泣きそうになっていたのを覚えています(笑)。お客様にとって本当に役に立つ、使いやすいサービスを作ることの難しさと面白さを味わいました。モノづくりの奥深さに触れましたね。
私たちが住まいを探す際にほぼ必ず利用する“不動産会社”が、効率的な集客や接客を行えるように支援するサービスを手掛けています。それが、不動産会社専用のホームページ制作とCRMです。これらのプロダクトマネージャーとして、マネジメント、仕様決定、開発優先順位の決定、レビュー、開発などをしています。
こうした既存機能の他にも、新規事業に取り組んでいます。数年前には、SaaSとRPA（※Robotic Process Automationの略。パソコンの中のロボットが様々な作業を代行、自動化するシステムのこと）を組み合わせることにより、さらなる効率化ができるのではと考え、新サービスの企画開発を担当しました。RPAのトップカンパニーである米国のUiPath社と提携して、国内初の不動産業務支援サービスをリリースしました。
直近では、不動産会社のSNSマーケティングをサポートできるよう、SNSコンサルの領域にも足を踏み入れています。
不動産会社の仕事が楽になり、エンドユーザーは楽に住まい探しができる。
両者がWinになるような仕組みづくりに取り掛かっています。
不動産業を開業する方々が、いえらぶCLOUDを当たり前に使う世界観の実現ですね。
RPA事業に取り組んだことで確信を持ったのですが、「ITに任せられるところは任せて、不動産会社にしかできない仕事に専念できる」未来は実現できると思います。特定の業界に特化したSaaSだからこそ「使う会社が増える→要望や業務データが貯まる→システムがより進化する→使う会社が増える…」といった好循環を生み出し、加速度的にDXを進められるからです。
今後、よりお客様のニーズに答えてシステムを進化させるためにも、組織の力をもっと強化させます。エンジニアがイキイキと開発し、クライアントに貢献できる組織にするのが私のミッションです。
正直、そんなになかったです。IT企業を色々見ていたところ、不動産業界のIT化が他と比べても進んでいないという現実を目の当たりにして、少しずつ興味をもっていったって感じですね。
せっかく仕事をするなら、世の中を前進させるような仕事がしたいと思っていたので、ITの力を浸透させていけるインパクトが大きい不動産テックを選びました。 実際にRPA等で不動産会社の業務が変わっているのを見ると、社会に役立つモノづくりができていると感じられます。本当に面白くて、飛び込んで正解でした。
20代で執行役員、
